オープンアクセス化支援に関するFAQ
無料のOA出版枠について、学内で選考等は行われますか?
原則としてアクセプトされた先着順になります。
※2025年度以降、SpringerNature社及びElsevier社のOA出版枠使用の対象を、掲載誌がQ1ジャーナルまたはQ2ジャーナル(※最新のJournal Citation Reportsによる)の論文等に限定いたしますのでご注意ください。
Q1、Q2ジャーナルとは何ですか?どうやって調べるのですか?
Quartile(四分位)とは、特定分野のジャーナルを4段階(Q1~Q4)にランク分けした指標です。
Q1~Q4は、それぞれ引用数の割合(Q1=25%、Q2=50%、Q3=75%、Q4=100%)を表しており、Q1ジャーナルは引用数の上位25%以内、Q2ジャーナルは上位26~50%となります。
本学では、2025年度以降、SpringerNature社及びElsevier社のOA出版枠使用の対象を、掲載誌がQ1ジャーナルまたはQ2ジャーナル(※最新のJournal Citation Reportsによる)の論文等に限定します。
Journal Citation Indicator(JCI)は JCR で確認することができます。
詳しくはQuartile(四分位)について.pdf をご覧ください。
アクセプトとはどの段階のことですか?
雑誌等に投稿後、査読等を経て出版社に受理(アクセプト)された段階を指します。
本支援は2024年の1年間のみ行われるものですか?
Springer Natureは3年間(2024~2026年)、OUPは2年間(2024~2025年)の契約となります。
大学負担でオープンアクセスにする場合、カラーチャージ費用も大学負担になりますか?
本支援の対象となるのはOA出版に関わる費用のみとなります。プリント版のカラーチャージ費用については著者負担になります。
APC支払い時の発生源入力システムへの入力について、品名・件名欄にAPCと入っていればよいのでしょうか?
APCと記入されていれば把握できます。
メーカ名・規格欄の記入については、データ集計時に必要があれば問い合わせをさせていただく場合がありますので、その際はご協力をお願いします。
オープンアクセスジャーナルの中には、APCを得ることを目的とした粗悪なものがあると聞きました。どのように気を付ければ良いですか?
学術雑誌のオープンアクセス化の取組が進められる中、ハゲタカジャーナル(predatory journal)と呼ばれる悪質なジャーナルの増加が問題になってきています。
ハゲタカジャーナルは、著者から論文投稿料(APC=Article Processing Charge)を得ることを目的とする低品質のオープンアクセスジャーナルです。ハゲタカジャーナルでは適切な査読が行われないため、投稿された論文の質が保証されないまま論文が公表される恐れがあります。
詳しくは「粗悪なオープンアクセスジャーナル(ハゲタカジャーナル)について」をご覧ください。このページで、信頼できるジャーナルのチェック手段等も紹介しています。
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